喪中ハガキについて

 流産・死産で子どもを亡くした場合、年賀状をどうするのか、多くの人が悩んでいます。当事者としては、「大切な子どもを亡くして、喪に服しているのだから、年賀欠礼しよう」というのが当然の心情です。が、一方で、 世間一般としては、お腹の中の子はまだこの世に生まれていない子であり、その死を周囲に公にすることについては賛否両論あるようです。


 ネット上の色々な意見を読んだ上での、私の考えは・・・


年賀状を書く気持ちにはとてもなれないのであれば、

①年賀状だけでも今後のお付き合いを継続したい方(仕事関係を含め)には、喪中ハガキを出す。誰が亡くなったかの詳細は書かずに、不幸があったため年賀欠礼する旨だけを伝える文面にする。

*年賀状だけの関係で、妊娠していたことを知らない人には、不幸があったことだけを伝えるのが無難かと思います。

*なんとなく年賀状だけのお付き合いをしている方には、喪中ハガキも出さずに、この機会にフェイドアウトするのもアリかと思います。

②赤ちゃんの死をきちんと伝えたい&気持ちをわかってくれそうな人には、赤ちゃんの週数に関係なく、喪中ハガキで事情を伝えてよいと思います。ただし、周囲が妊娠に気付かない週数の場合、色々と聞かれて説明するほうがつらいので、通常どおり年賀状を書いたという意見がネット上では多かったです。



喪中ハガキを書く場合の注意点

①喪中ハガキを書いた場合、赤ちゃんのことについて色々と聞かれる可能性もある(誰が亡くなったかを書かない場合、誰が?と聞かれたり)ことを考え、その覚悟&準備(どう返答するか考えておく)をすること。

②喪中ハガキの内容について、夫婦できちんと話し合い、意見を一致させること。

*夫に話さずに出して、後から親戚等からのいちゃもんがあり、もめたという話を読んだことがあります。

 

また、喪中ハガキを作成すること自体、初めての方も多いと思うので、一般的な喪中はがきのマナーもまとめておきます。

■喪中はがきとは? 

〜郵便局のサイトから https://print.shop.jp-network.japanpost.jp/index.php

定義:1年以内に近親者(一般的には2親等まで)に不幸があったとき、喪に服しているため、年賀の挨拶を遠慮することを知らせる挨拶状

送る期間:11月中旬〜12月上旬までに届くように送る。年末に不幸があり、喪中はがきが間に合わない場合は、年が明け、松の内が明けてから(1月7日〜遅くても2月3日までに)寒中見舞いはがきとして年賀欠礼を伝える。

書く内容: 

1.喪中のために年賀欠礼することを伝える。近況報告やその他の用件は書かないこと。

2.「年賀」「おめでとう」「お慶び」などの言葉は使わず、句読点を入れずに、お世話になったお礼等を伝える。

3.いつ、誰が亡くなったのか、差出人からの続柄を伝えるのが一般的だったが、最近では、亡くなった方の詳細を入れない場合も増えている。


管理人の場合は、喪中ハガキは間に合わない時期だったので、年賀状を頂いた方と、これまで年賀状をやりとりしている仕事上の目上の方にだけ、1月下旬に寒中見舞いを出しました。パソコンで文面をきちんと作成して印刷するという気力がなくて、どうしても書かなくてはという人にだけ、手書きで文面を書いて出したのですが、息子を亡くして1ヶ月くらいの時期だったので、書きながら泣けてきて、とてもつらい作業だったのを覚えています。親しい人にはメールで死産のこと、年賀欠礼の旨を伝えて済ませました。何も伝えず、年賀欠礼してしまった人も多く、どう思われているか少し気になりましたが、やりとりしている人全員に寒中見舞いを出す余力はありませんでした。

「天使の梯子 With ゆう」という当事者の自助グループのサイトでも、喪中はがきをどうするかについて、掲載されていました。文例ものっていたので、参考になるかと思います。 

「天使の保護者ルカの会」のサイトでも、セレモニーカード(喪中はがき)のテンプレート(可愛らしい天使のイラストが使われています)をダウンロードして使えるようになっています。 


最後に〜

近親者の不幸のために不要となったお年玉付き年賀はがき(新品)は、 販売期間内であれば、郵便局窓口で無料で通常切手に交換してもらえます(服喪であることを申し出て、書類提出する必要あり、私は夫にしてきてもらいました)。

天使ママ・パパ向けの喪中ハガキについての記事がまとめられています。

天使ママ・パパのための グリーフサポート情報局

小さな赤ちゃんやお子さんを亡くしたご家族をサポートするための情報サイトです。

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