病院での周産期グリーフケア

流産、死産、新生児死など、小さな赤ちゃんとのお別れのために病院でできることを考えるページです。

赤ちゃんをお見送りするための用具

小さな赤ちゃんのための産着

市販されているものは限られます。一部の病院では、同じ経験をした人たちの自助グループや病院スタッフの手作りの産着が利用されています。自助グループなどへの問い合わせは当サイトトップにある記事「小さな赤ちゃんのために」を参照ください。

「わが子のひつぎ」

小さな赤ちゃんのための棺(赤ちゃんの身長が10cm〜28cm 、大小2種類)

札幌市立大学の看護とデザイン学部の協同で開発されたそうです。

天使のsora     民間の通販サイト。赤ちゃん用の柩、おくるみ、骨壷、仏具など各種取り扱いあり

天使キット(産着やメモリアルグッズのセット、聖路加国際大学のグループが開発)

宮城県立こども病院の取り組み(YOMIURI ONLINE  2015.2.19 記事より)


神奈川県立こども医療センターの取り組み(AERA dot.   2017.2.23 記事より)

Vol.261 周産期医療の側面から | MRIC by 医療ガバナンス学会

医療ガバナンス学会 (2014年11月17日 06:00)神奈川県立こども医療センター 北園真希 2014年11月17日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp みなさんは周産期喪失という言葉を聞いたことがあるだろうか。現在の病棟に勤務して、今年で4年目になる。 進学後に卒業を控え、教育の道か、臨床かと悩んでいる時、神奈川県立こども医療センターの話を聞き、興味を持った。神奈川県立こども医療センター母性病棟は、小児専門病院に併設する総合周産期医療センターの産科である。その役割から、健診中に胎児の異常が示唆された女性のケアに深く携わる。いわゆるハイリスク妊娠を扱う産科である。 当病棟で分娩する一番の目的は、子どもに必要な治療を妊娠期から検討し、万全な体制で分娩を迎えることである。しかしながら現在の医療では救命困難な場合もあり、看取りの医療となることもある。当院の年報では、分娩数の約1割を死産・新生児死亡が占め、国内平均を大きく上回る。つまり、当病棟で分娩する女性10人に1人が子どもを亡くしていることになる。助産師になってすぐは、ローリスク妊娠を扱う病院で働いた。正常分娩についての技術や経験知の多くを、先輩たちから学んだ。ある日、陣痛が始まった女性が来院した。分娩担当の助産師がいつも通り内診をし、胎児心拍を聴取しようとしたが見つけることができなかった。女性はしばらく胎動を感じていなかった。医師のエコーで心臓が動いていないことが確認された。常位胎盤早期剥離だった。 分娩後、女性は個室に移動した。そこは、他の褥婦と新生児が同室する部屋に囲まれていた。亡くなった子どもは分娩後まもなく、埋葬業者と家族に連れて行かれた。女性は子どもに会いたくて仕方がない、このままだとおかしくなってしまう、と涙した。子どもに会うために今すぐ退院させて欲しいと希望し、女性は産後早期に退院した。 その後も死産に遭遇するたびに、女性と子どもは同様に引き裂かれた。心のケアも十分ではなかった。何かが違う。先輩に聞いても答えは出なかった。頭では違うと分かっていても、何をすべきかわからなかった。図書館で何をどう調べるべきか、途方に暮れた。女性たちに申し訳なさを感じ、そんな自分を恥じた。 翌春、私は周産期喪失のケアを大切にしている大学院の門戸を叩いた。流産・死

medg.jp

北九州市立医療センターの取り組み(西日本新聞ウェブサイト 2016.9.24 記事より)

寄り添う 赤ちゃんの死を前に 「グリーフケア」 (2010.7.9  京都新聞 記事より)

助産師さんから手作りのプレゼント (Yomiuri Online 2010.2.26 記事より)

ペリネイタルロスのケアを考える<下>太田尚子・静岡県立大教授に聞く 適切な支援なくPTSDも

(西日本新聞ウェブサイト 2016.10.1 記事より)

死産で子どもを亡くした母親たちの視点から見たケア・ニーズ 

太田尚子 2006年 日本助産学会誌

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www.jstage.jst.go.jp

当事者の経験から 

〜ご家族ひとりひとり、それぞれの向き合い方、大切な赤ちゃんとのお別れの時間が尊重されますように

オーストラリアでは、カドルコット(Cuddle Cot )と呼ばれる、亡くなった赤ちゃんを保冷する機能のあるコットがあり、赤ちゃんと家族がお別れの時間をゆっくりとるために使われているそうです。コットは$5000 と高価なため、どこの病院でもあるわけではなく、赤ちゃんをなくした経験者の方が、寄付金を集め、地域の病院にコットを寄付する活動をされているそうです。