病院での周産期グリーフケア
流産、死産、新生児死など、小さな赤ちゃんとのお別れのために病院でできることを考えるページです。
赤ちゃんをお見送りするための用具
小さな赤ちゃんのための産着
市販されているものは限られます。一部の病院では、同じ経験をした人たちの自助グループや病院スタッフの手作りの産着が利用されています。自助グループなどへの問い合わせは当サイトトップにある記事「小さな赤ちゃんのために」を参照ください。
「わが子のひつぎ」
小さな赤ちゃんのための棺(赤ちゃんの身長が10cm〜28cm 、大小2種類)
札幌市立大学の看護とデザイン学部の協同で開発されたそうです。
天使のsora 民間の通販サイト。赤ちゃん用の柩、おくるみ、骨壷、仏具など各種取り扱いあり
天使キット(産着やメモリアルグッズのセット、聖路加国際大学のグループが開発)
宮城県立こども病院の取り組み(YOMIURI ONLINE 2015.2.19 記事より)
神奈川県立こども医療センターの取り組み(AERA dot. 2017.2.23 記事より)
北九州市立医療センターの取り組み(西日本新聞ウェブサイト 2016.9.24 記事より)
寄り添う 赤ちゃんの死を前に 「グリーフケア」 (2010.7.9 京都新聞 記事より)
助産師さんから手作りのプレゼント (Yomiuri Online 2010.2.26 記事より)
ペリネイタルロスのケアを考える<下>太田尚子・静岡県立大教授に聞く 適切な支援なくPTSDも
(西日本新聞ウェブサイト 2016.10.1 記事より)
死産で子どもを亡くした母親たちの視点から見たケア・ニーズ
太田尚子 2006年 日本助産学会誌
当事者の経験から
〜ご家族ひとりひとり、それぞれの向き合い方、大切な赤ちゃんとのお別れの時間が尊重されますように
オーストラリアでは、カドルコット(Cuddle Cot )と呼ばれる、亡くなった赤ちゃんを保冷する機能のあるコットがあり、赤ちゃんと家族がお別れの時間をゆっくりとるために使われているそうです。コットは$5000 と高価なため、どこの病院でもあるわけではなく、赤ちゃんをなくした経験者の方が、寄付金を集め、地域の病院にコットを寄付する活動をされているそうです。