赤ちゃんとの思い出を残す
流産・死産や生まれたばかりの赤ちゃんを亡くした場合、赤ちゃんの体と過ごせる時間は数日と短く、そのわずかで貴重な時間をどう過ごすかは、その後の悲しみのプロセスにも大きく影響します。
あなたの元にやってきてくれた可愛い赤ちゃんのために、できることをしてあげたい、家族として一緒に過ごしたいと思う気持ちは、ごく自然な気持ちです。
大切な赤ちゃんのために、あなたやご家族がしてあげたいことがあれば、周囲に遠慮せず、してあげましょう。
入院中に医療スタッフが赤ちゃんとの思い出を作るためのサポートをしている病院もありますが、そういったサポートが特にない病院もあります。医療者も私たちにどう関われば良いのか戸惑っている場合があるので、こちらから思い切って相談してみると、協力が得られるかもしれません。
赤ちゃんとの思い出の品(例)
・母子手帳
・妊娠中のエコー写真
・へその緒
・手形、足形(産まれた時間、体重、身長などを記載)
・赤ちゃんの爪、髪の毛 ~遺骨ペンダントに入れて、身に付けることもできます
・赤ちゃんとの家族写真
お別れの直後は、思い出すことがあまりに悲しくてつらいので、思い出の品を見ることができない時期がありますが、時間の経過と共に、赤ちゃんの存在を確かに感じたくなるときがやってくると思います。その時のために、思い出の品を残しておくことはとても意味のあることだと思います。
0コメント